File No. CASE-01

消えた配送記録

報告ルート認証——仮説ごとの封筒を選び、証拠から導いた語で封を破れ。

案件の輪郭

7月10日、ロジスティクス・ハーバー社の帳簿から、480万円相当の精密機器が消えた——紙のうえでは、架空の取引先への売上として。

倉庫写真、通話録音、契約書。それぞれが違う方向を指している。

正しい語で入室するたび、調査日誌に朱印が残る。

入室コードの取り方

封筒ごとに、証拠の見方が変わる。答えはどこにも書いていない。

  1. A/B
    内部犯説/外部犯説

    フレームに焼かれた記号や数字。記号の扱いにだけ、迷いどころがある。

  2. C
    共犯説

    メモに並ぶ名と、録音の末尾。片方だけでは足りない。重なった気配を、どの側から拾うか。

  3. D
    事故説

    社内は「事故」で収束したがる。根拠にされる契約条項を開き、条文に置かれた言葉を核にせよ。

  4. E
    時系列説

    夜の時刻は、ログにも声にも残っている。どちらを、どの形で持つか。

  5. T
    最終報告

    すでに開けた手がかりを、ひとつに重ねろ。別々では足りない扉がある。

早合点するな。写っているもの・聞こえるもの・書いてあるもののどれを核にするかは、仮説ごとに違う。

調査日誌

朱印はまだゼロだ。最初の手がかりを照合しろ。

関係者

仮説の封筒